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00クロノロジーの黒田インタ

黒田インタ

――最後に、現在進行中の劇場版についてお聞かせください。
 水島監督が企画の初期構想で「やりたい」って言ってたことをやっています。実はセカンドシーズンを作っているときに、「テレビシリーズでは無理ですが、もし劇場版の話がきたら監督のやりたかった着地点にもっていけます」と、言った記憶があるんです。ありがたいことに劇場版が決まったので、「じゃあ、それをやりましょうか」と。最初のアイディアを、最後に帰結させることができそうなので、うまくいったという感触はあります。

――シナリオ作業はどの程度まで進んでいるのでしょうか?
 完成しています。舞台は2年後、スピンオフではなく、純粋な延長線上にある物語です、ある意味、壮大な完結編になっております。もう続きは書けない!っていうところまで書きました。

――………続かない?
 続けない(笑)!実際は続けようと思えば続けられるんですが、気持ち的にはもう書けないと思えるぐらいの終わらせ方をしています。まぁ、ある程度はみなさんが想像しているものが出てくると思って間違いないです。「ああ、やっぱりこれをやるのか」と。ずっと言い続けてきたことをやるだけですよ。

――多分、それはファンにも伝わっていると思うんですよ。でも、それははたしてガンダムになるのか?って
思いを口に出せないんですよ。
 ガンダムですよ、ちゃんと(笑)。「平成仮面ライダーシリーズ」理論でいくと、「龍騎」の領域に踏み込んでいるかもしれないですね。ガンダムでやっちゃいけないことに踏み込んでいるのは確かではあります。それはもう、情報がカイジされた瞬間に、僕と監督は大変な扱いを受けると思っています。でも、それぐらいの批判は覚悟の上です。

――ガンダムの歴史が変わるかもしれませんね。
 蓋を開けてみないとわからないんですが、やる以上ガンダムの幅を狭めてはいけないと思っているんです。マニアックな人はそれを狭めていく方向性にいくんですけど、僕たちは広げていく考えをもってないといけない。ガンダムっていう作品の許容量をどんどん増やしていかないと、コンテンツが死んでしまう。100年ぐらいたって「ALL THAT GUNDAM」が作られたときに、せめてエクシアは飛んでいて欲しいですね。

――ガンダムである以上100年は残りそうですよね。
 そういう意味では、時代に残るものを作らせてもらえているわけですから、こんなにありがたいことはないと思います。自分が死んでもフィルムは残るわけですから、なんていい人生なんだろうと、ガンダムに関われたことに関しての感謝もありますし、達成感もあります。でも、まだ終わっていないので、この「00」プロジェクトをきれいに終わらせて、自分たちが構築したシステムのいいところを踏襲し、悪いところを修正しながら、新しいガンダムを作ってほしいです。10年後、20年後に新しいガンダムが作られたとき、「00」のエッセンスがちょっとでもあったら、感激ものですよね。

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黒田:ぶっちゃけますが、あの話は刹那を書きたかったんです。あのシチュエーションでアニューを撃って、奇麗事を奇麗事で済ませない主人公にしたかった。「私たちわかりあえたよね」ってシーンが流れてみんなが涙を流している中で、自分だけ「刹那…かっけー」って見てましたから(笑)。言い訳しない刹那は、ある意味、僕の想像するかっこいい高倉健みたいな生き方なんです。「自分不器用ですから」みたいな感じで(笑)。セカンドシーズン全般に言えることですが、完全に刹那に感情がのってました。

《溢れ出るガンダムへのオマージュ》

――(笑)。最終回を含め、ガンダムへのオマージュが取り入れられていたのは面白かったですね。

 これは最初にお断りしておきたいんですが、、茶化しているわけでも馬鹿にしているわけでもないんです。最後だから滲み出てしまった業のようなものだと思っていただければと。ガンダムをやったからには、どうしてもやりたくなってしまう……「それはエゴだよ!」っていう感じなんです。

――トランザムバーストのシーンは、「サイコフレームの共振」を思い起こさせましたね。

 一方で「イデの発動」でもあります。僕の近しい友人から、「これガンダムじゃなくてイデオンじゃねえの?」って言われたときに、痛いとこ突かれたなぁって(笑)。もう富野さんの影響力をガツガツ受けていますから、滲み出てしまうんです。「人間爆弾」もやっていますし、ライバルが独白して納得して死ぬのは、「プリンスシャーキン」ですから(笑)。他にもマリナ・イスマイールの理想主義をあれ以上踏み込ませると、「カララ・アジバ」になってしまう。子供なんて産もうものなら、本当にカララですね。

――マリナを刹那より年上に設定したのは、母性的なものも含まれていると考えるのは勘繰りすぎですか?

 恋愛的なヒロインと捕らえてはいなくて、主人公の失ってしまったものがマリナに集約していると考えた結果なんです。平和的な解決や母親的な美しさとか、全部ひっくるめてマリナがもっている。刹那は、それを求めている。その構造は最初から考えていたところです。ただ踏み込んでいくと、「ララァ・スン」になってしまう可能性はあったんですよね。カララとララァの間を縫っていくような、変なタイトロープがありました。

――ガンダム作品以外からも様々な影響が読み取れそうですね。

 富野監督作品で見ると、めちゃめちゃいろんな地雷を踏みそうになります。トランザムも自分で指定したわけじゃないんですけど、残像処理があった瞬間に「あーっ!」って驚きました(笑)。

――ライザーソードは素直にアレと受け止めていいんですね(笑)。

 ええ。「イデオンソード」がやりたかったんです。だってヴァーチェのGNバズーカなんて「波導ガン」ですからね。完全に僕の中ではイデオンです(笑)。デザインした柳瀬(敬之)さんに構え方まで指定していましたから。

――『00』=『イデオン』説を探っていくと面白そうですね(笑)。

 ぶっちゃけ、『00』=『ザンボット3』説を唱えてもらっても全然構わないですよ。『00』=『ブレンパワード』説もあるかもしれません。そういう類似点を探せばいっぱいあると思うんですよ。『W』だけじゃなく、『SEED』にも似ていると想いますし、セリフまわしは『Gガンダム』にも似ているかもしれない。たくさんの作品を、僕たちは内包しながら作っているんだと思います。先人たちからもらったいろんなものに、自分たちの要素も加えたミックスジュースですね。振り返ってみれば、ガンダムもいろんな作品を内包して発展してきたんで、僕たちも先人たちの要素をもらうだけじゃ失礼。受けた分だけ、何割増しかでお返ししなければならないと思って作業していました。

――直前のTVシリーズであった『SEED』は、どのような位置づけの作品ととらえていますか?

 素晴らしいガイドラインだと僕は思っています。『SEED』という作品のトライ&エラーを見て、僕たちがチャレンジしないといけない方向性がわかった。『SEED』がなければ、今の『00』はなかったと思いますし、違うアプローチになっていたと思います。もし『00』が21世紀ガンダムの第一弾だったら、やっぱり『ファーストガンダム』を踏襲した形になっていたかもしれません。はっきり言うと、『SEED』から『00』の流れは、「平成仮面ライダーシリーズ」だと思えるんですよ。いわば『SEED』は『仮面ライダークウガ』。『クウガ』はバイクアクションを重視し、必殺技はキックと原点回帰を目指していた。 で、次の『仮面ライダーアギト』は、ライダー3人、しかもひとりはメカ。その改革は『00』だと思っています。そう考えると、次のガンダムは『仮面ライダー龍騎』ぐらい斬新なアプローチを考えなくちゃいけないのかもしれません。『Gガンダム』のようなガンダム同士の戦い……という意味ではなく、龍騎的なブレイクスルーが必要じゃないかと思います。

テーマ : 機動戦士ガンダムOO
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:rikko83
今、ガンダム00が気になる存在になってしまいました。
グラハム・エーカー幸福至上主義
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